COLUMN外構コラム
苫小牧の気候に合う外構選び:駐車場は砂利とコンクリートどちらが良い?費用と耐久性を比較

「新築の駐車場をどうするか」「リフォームで砂利のままにするか、コンクリートに変えるか」。
外構計画の中でも駐車スペースの仕上げは、見た目だけでなく日々の使い勝手や維持コストに直結する重要なポイントです。
特に苫小牧市のような積雪や凍結がある寒冷地域では、素材によって耐久性や除雪のしやすさが大きく異なります。
この記事では、外構工事を多数手がける株式会社道南工業が、苫小牧の気候条件を踏まえながら、砂利とコンクリートの違いをわかりやすく比較します。
駐車場の舗装にはどんな種類がある?

住宅の駐車場は主に「砂利仕上げ」「コンクリート舗装」「アスファルト舗装」「ドライテック舗装」の4種類があります。
このうち、一般的な戸建て住宅で多く採用されているのが砂利仕上げとコンクリート仕上げです。近年では、透水性舗装材「DRY TECH(ドライテック)」も普及し、選択肢が広がっています。
- コンクリート舗装:耐久性が高く、見た目がすっきりしており、長期間安定して使える。
- 砂利舗装:初期費用が抑えられ、比較的手軽に施工できるが、メンテナンスが必要。
- アスファルト舗装:施工も早く費用も中間的。
- ドライテック舗装:コンクリートより価格を抑えやすく、透水性が高いため水たまりができにくい。強度も十分で、凍結・融解の影響を受けにくい点が特徴。
北海道のように気温差が大きく凍結と融解を繰り返す地域では、素材の伸縮や排水性、除雪のしやすさが重要になります。
そのため、見た目だけでなく、日常の管理のしやすさも含めた総合的な比較が大切です。
なお、「ドライテック舗装」に関してはこちらのページでも詳しくご説明しています。
砂利駐車場の特徴とメリット・デメリット

砂利仕上げは、初期費用を抑えたい方や仮設的な利用を想定する場合に人気の方法です。
しかし、日常的に車の出入りがある住宅では、定期的なメンテナンスを考慮する必要があります。
メリット
・初期費用を抑えやすく、短期間で施工が可能。
・透水性が高く、水はけが良い。
・施工が簡単で、場合によってはDIYも可能。
・歩くと音がするため、防犯効果を期待できる場合もある。
デメリット
・車の通行でタイヤ跡や凹みができやすく、定期的な整地が必要。
・雑草が生えやすいため、防草シートとの併用が望ましい。
・雪が積もると砂利が隠れ、除雪作業がしにくい。
・雨天時や融雪期に泥はねが起こることがある。
苫小牧のように冬に雪が多い地域では、砂利をスコップで掘り返してしまうこともあり、除雪を重視する場合は慎重な検討が必要です。
一方で、季節限定の駐車スペースやサブの駐車場としては十分に実用的な選択肢といえます。
コンクリート駐車場の特徴とメリット・デメリット

コンクリートは、耐久性・メンテナンス性・デザイン性のバランスが良く、住宅駐車場で最も多く採用される素材です。
メリット
・表面が滑らかで雪かきがしやすく、除雪機や融雪マットにも対応しやすい。
・長期間にわたって安定した耐久性を保つことができる。
・雑草が生えにくく、清潔感のある見た目を維持できる。
・施工後の仕上げを選べば、デザイン性も高められる。
デメリット
・初期費用がやや高い。
・施工には整地・養生などの工程が必要で、天候に左右されやすい。
・気温変化によるひび割れを防ぐため、適切な排水や補強が求められる。
苫小牧のような寒冷地では、凍結と融雪の繰り返しによる表面劣化やひび割れが発生しやすいため、施工段階での配慮が欠かせません。
地盤をしっかり締め固め、水はけを確保した設計にすることで、長く美しい状態を保つことができます。
費用の比較と維持コスト

駐車場の施工費は、敷地の広さや地盤の状態、デザインや仕上げ方法によって大きく変わります。
ここでは、あくまで全国的に見られる一般的な傾向として、それぞれの特徴を比較します。
砂利仕上げは、初期費用を抑えやすく、限られた予算でも導入しやすいのが大きなメリットです。
一台分の駐車スペースであれば、20万円前後から始められることも多く、工期も短く済みます。
ただし、数年ごとに砂利の補充や整地が必要になるため、長期的にはメンテナンス費用がかかります。
一方、コンクリート舗装は初期費用がやや高いものの、耐久性と維持のしやすさに優れるのが特徴です。
一台分で15万円から40万円前後になるケースもありますが、適切な施工を行えば20年以上使えることも多く、雑草やぬかるみの心配が少ない点も魅力です。
つまり、短期的なコストを重視するなら砂利、長期的な安定性を重視するならコンクリートという選び方が現実的といえるでしょう。
予算だけでなく、使う頻度や積雪・排水などの環境条件も踏まえて検討することが大切です。
苫小牧のような寒冷地で注意したいポイント
苫小牧市は北海道内では比較的温暖な地域ですが、冬の凍結や融雪、海風による影響は無視できません。
そのため、施工時には次のような点に注意が必要です。
・地盤をしっかり整えて、凍結による沈み込みを防ぐ。
・雨や雪どけ水が溜まりにくいよう、水はけを意識した設計にする。
・車の出入りが多い場所は、強度を高めるための補強仕様を検討する。
・融雪剤を多く使用する地域では、コンクリート表面の劣化を抑えるために、耐久性のある仕上げ材を選ぶ。
これらの点を押さえることで、寒冷地でも長く快適に使える駐車スペースを保つことができます。
デザインと機能性を両立する施工例

最近では、コンクリートと砂利を組み合わせたハイブリッド仕様も人気です。
たとえば、タイヤの通る部分だけをコンクリートにして、その間を砂利で仕上げる方法は、費用を抑えつつ見た目にも自然な印象を与えます。
また、芝や植栽を一部に取り入れた「グリーン駐車場」も注目されており、外観に柔らかさと環境配慮を加えることができます。
洗い出し仕上げやカラーコンクリートなどのデザイン性を高める施工も増えており、機能性と見た目の両立が可能です。
まとめ

砂利駐車場は初期費用を抑えたい方や、短期利用・セカンドスペースに適しています。
一方でコンクリート駐車場は、初期費用がやや高くても耐久性・除雪性・デザイン性のすべてで優れた選択肢です。
特に苫小牧のような寒冷地域では、凍結や雪解けの影響を考慮し、長期的に安心して使える設計と素材選びが重要です。
株式会社道南工業では、苫小牧市を中心に北海道全域で外構・エクステリアの設計・施工を行っています。
地域特有の地盤条件や気候を踏まえ、お客様の暮らしに合わせた最適な駐車スペースをご提案します。
「費用を抑えたいけれど雪にも強い駐車場にしたい」「デザインと機能の両方を重視したい」などのご相談もお気軽にどうぞ。
経験豊富な職人が、耐久性とデザインを両立した駐車場づくりをサポートいたします。





