COLUMN外構コラム
苫小牧の外構づくりに合う目隠しフェンスとは? 高さ・素材・配置の選び方

「隣の家や道路からの視線が気になる」「プライバシーを守りたい」――そんな理由から、外構の中でも特に人気が高いのが目隠しフェンスです。
しかし、実際に設置を検討すると「どの高さがちょうどいいの?」「素材は木製・アルミ・樹脂のどれがいい?」「雪国でも使えるの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
苫小牧市のように海風が強く積雪もある地域では、デザイン性だけでなく、耐久性・安全性・メンテナンス性も考慮する必要があります。
この記事では、外構工事を多数手がける株式会社道南工業が、実際の施工経験をもとに「目隠しフェンスを選ぶ際の正しい考え方」をわかりやすく解説します。
なぜ目隠しフェンスが必要なのか

住宅街の区画がコンパクト化する今、敷地と道路・隣家の距離が近くなり、生活空間が外から見えやすくなる傾向にあります。
特に苫小牧のように新興住宅地が増える地域では、開放的な分譲地が多く、通行人や車の視線を気にする方が増えています。
目隠しフェンスは、プライバシーを守るだけでなく防犯性の向上にもつながる点が大きなメリットです。
外部からの視線を遮ることで、敷地内の様子を見えにくくし、不審者の侵入を防ぐ効果もあります。
またフェンスは、単なる遮蔽物ではなく、家の外観を引き締めるデザイン要素でもあります。
素材や高さのバランス次第で、家全体の印象が大きく変わります。
例えば、ウッド調のフェンスは温かみのある柔らかい印象を、ブラックアルミはスタイリッシュで重厚な印象を与えます。
目隠しフェンスの高さを決めるポイント
高さを決める際には、視線の角度と立地条件をしっかり考慮する必要があります。
幅広い資料では、「地面から約150 cm〜180 cm程度までが、目線を遮る目安の高さ」として示されています。
出典:「目隠しフェンスの最適な高さとは?」(SUUMOリフォームジャーナル)
また、さらに具体的には、ブロック塀等を含めた構造物で高く設置する場合には、2.2 m(220 cm)以下を上限とする設置が法令に基づいて示されています。
出典:「目隠しフェンスの費用相場とチェックポイント」(LIXILリフォームショップ)
例えば敷地が道路より低い場合は、視線が上から来やすいため一般より高めに設置する必要があることもあります。株式会社道南工業では、現地で立ち位置を確認しながら目線の高さを実測し、実際の見え方に基づいて最適な高さを提案しています。
素材別の特徴と選び方

目隠しフェンスの素材は、主に木製・樹脂・アルミの3種類があります。
それぞれの特徴を理解して、苫小牧の気候に合うものを選びましょう。
木製フェンス
天然木の温もりが魅力で、ナチュラルな外構デザインと相性抜群です。
ただし湿気や凍結による劣化が早く、定期的な防腐塗装が必要です。苫小牧では海風による塩害もあるため、木製を採用する際はしっかりと防腐処理を行いましょう。
樹脂フェンス
木目調デザインが豊富でメンテナンスが簡単。雨や雪に強く、北海道全域で人気が高まっています。
色あせや反りが少ないという素材特性が評価されています。
アルミフェンス
軽量で耐久性に優れ、腐食しにくいのが特徴です。コストはやや高めですが、メンテナンスフリーで長寿命という点が強みです。積雪時も雪の重みを受けにくく、強風が吹く地域でも安心して設置できます。
ブロック塀+フェンス一体型
下部をコンクリートブロックで支え、上部を軽量フェンスにすることで安定感を確保。
重厚感のある仕上がりになり、プライバシーと安全性の両立が可能です。
デザインと配置で印象を変えるコツ

フェンスは高さだけでなく、スリット(隙間)や配置で見え方が大きく変わります。
閉鎖的に見せないコツは、「抜け感」と「バランス」です。
板の隙間を5〜10mm程度空けると、風通しを確保しつつ視線を遮ることができます。
完全な目隠しにすると暗く感じやすいですが、少しのスリットを入れるだけで柔らかい印象になります。
また、植栽を前面に配置することで自然な雰囲気を演出でき、視線をやわらげる効果もあります。
夜間はライトアップを組み合わせることで、防犯性とデザイン性を両立できます。
実際の施工例としては、木目調樹脂フェンス+低木植栽でナチュラルに演出、ブラックアルミフェンス+照明で夜間も美しく見せる、部分フェンス+ブロック塀で風通しと遮蔽を両立、などがあります。
費用とメンテナンスの目安
複数の資料を参照すると、目隠しフェンスの1mあたりの工事費込み価格は、おおよそ15,000〜150,000円/mという範囲が一つの目安となっています。
また、「目隠しフェンスの高さは1.5 m〜1.8 m程度に設定するのも有効」という専門家コメントもあります。
出典:「目隠しフェンスの費用相場。5 m・10 m・20 mでいくら? 素材やデザインの選び方、施工事例も紹介」(SUUMOリフォーム)
ただし、この金額は素材・施工条件・基礎工事・敷地の状況(勾配・既設ブロック塀併用など)によって大きく変わります。
メンテナンス性の高い素材(例:樹脂・アルミ)を選べば、長期的に見ると「初期費用は少し高めでも、将来の手間や費用を抑えられる」可能性があります。
まとめ

目隠しフェンスは、家の快適さと見た目の印象を大きく左右する重要な要素です。
高さだけでなく、素材・配置・デザインをバランスよく組み合わせることで、圧迫感を抑えながらも安心できる空間をつくることができます。
苫小牧のように風雪の影響が大きい地域では、耐久性を重視した設計と、現地環境に合わせた調整が不可欠です。高さの感覚や素材の選定に迷った際は、現地を熟知した施工業者に相談するのが最も確実です。
株式会社道南工業では、苫小牧を中心に北海道全域で外構・エクステリアの設計・施工を行っています。
お客様の敷地環境を実際に確認し、高さ・素材・配置の最適なバランスをご提案いたします。
「風の強い地域でフェンスが心配」「雪に強い素材を知りたい」といったご相談もお気軽にどうぞ。
経験豊富な職人が、長く安心して使える外構づくりをサポートいたします。





